PATRON、ICOプレセールで10億円調達 インフルエンサーと企業を直接マッチング 仲介手数料無くすエコシステムの構築目指す

インフルエンサーの価値をトークン化して広告主などの企業と結ぶオンラインサービス「PATRON(パトロン)」は18日、ICO(新規仮想通貨公開)のプレセール(事前販売)で約10億円相当のトークンを完売させたと発表した。

PATRONプロジェクトは、ICO実施を規制下で解禁している米国に本社を置くエクストラバガンザ・インターナショナル社が手掛ける。同社は2017年2月にITベンチャー企業として創業し、ソーシャルメディア事業などに関わってきた1984年生まれの久積篤史氏が代表を務める。

同社は現在のインフルエンサー業界の課題として、仲介手数料が約40%にも上り、インフルエンサー側の収入が減り、依頼側となる企業などのコストも大きいことを指摘。PARTONを通じて仲介手数料を無くし、両者にとってメリットが大きいエコシステムの仕組み作りを目指している。

PATRON Demo版のリリース予定日は2018年4月27日。同社によると、広告主探しやPR施策の検討を行っている企業などがPATRONを利用すると、世界中のインフルエンサーをオンライン上で掲載・発見・予約することが可能になるという。

PARTONではインフルエンサーの価値をブロックチェーン技術によってトークン化し、プロットフォーム上の取引通貨としてトークンを用いる。例えば、インフルエンサーと独占契約を結ぶときやインフルエンサーのSNS配信枠に関する取引などで、独自トークンを使う形という。

独自トークンの通貨コードは「PAT」。投資家に対する説明資料であるホワイトペーパーは専用ページ(https://patron-ico.io/doc/patron-wp-en-01.pdf)からダウンロードできる。

※ICO LABに掲載している記事コンテンツは、ICOプロジェクトへの投資や資金調達の実施を推奨するものではありません。ICOは日本を含めて世界各国がそれぞれ実施・投資に関するガイドラインや法規制、解禁などの動きを個別に進めており、各国の方針に則って適正に関わる必要があります。