仮想通貨やクレカ類をカード1枚に集約 韓国系FuzeX、ICO成功させ今年夏にも発行開始 決済・現金化やコールドウォレット機能

韓国を開発拠点に5年以上前から運用されてきたクレジットカードやポイントカードの機能を集約した「Fuze Cards」(ヒューズカード)が、2018年夏にも、ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)の決済機能やウォレット(口座)機能を実装した新多機能カード「FuzeX」(ヒューズエックス)として生まれ変わる。

Fuzeカードは6年ほど前から発行・運用されており、これまではVISAやMaster Cardなどのクレジットカードやポイントカードなどを上限30枚まで集約できる電子カードとして、注目を集めてきた。新しくラウンチを予定するFuzeXでは、仮想通貨を最大15種類、クレジットカード類を最大10種類、ポイントカード類を最大5種類統合できるようだ。

プロジェクトではFuzeXカードのラウンチにあたり、仮想通貨技術を使った資金調達「ICO(新規仮想通貨公開)」で、これまでに4万ETH(イーサリアム)=約40億円=の投資を受けており、現在発行に向けたシステム開発を進めている。

FuzeXカードの公式ウェブサイトやICO実施に際して公開したホワイトペーパー(投資目論見書)によると、仮想通貨で支払いをする場合は決済時のリアルタイムレートで該当額が計算され、法定通貨への現金化にも対応しているという。

カード自体にICチップやバッテリーが内蔵されており、Bluetoothで個人のスマートフォンと連動させて使う。スマートフォンの連動がFuzeXカードを使用する際の必要条件となっていることから、カードを紛失しても第三者がカードを不正使用することができない仕様となっている。

また、FuzeXは仮想通貨をオフラインで保存する「コールドウォレット」としても活用できる。コールドウォレットに仮想通貨を保管しておくと、日本の仮想通貨取引所「コインチェック」で発生した仮想通貨NEMの盗難事件のように、ハッカーなど第三者に仮想通貨が盗まれるリスクを回避することができる。

今年夏にもカードの発行・運用が開始される見込みのFuzeXカード。仮想通貨の世界的な普及を追い風に、その事業展開に注目が集まっている。詳細はFuzeXの公式ウェブサイト(https://www.fuzex.co/)でも確認できる。

※ICO LABに掲載している記事コンテンツは、ICOプロジェクトへの投資や資金調達の実施を推奨するものではありません。ICOは日本を含めて世界各国がそれぞれ実施・投資に関するガイドラインや法規制、解禁などの動きを個別に進めており、各国の方針に則って適正に関わる必要があります。