イーサリアム瓦解のシナリオ、年末比6割レート減 ICOで資金調達後の換金影響 ビットコインにも影響か

仮想通貨としてはビットコインに次ぐ存在感を誇るイーサリアムが、一時急落した。仮想通貨技術を活用した資金調達「ICO(新規仮想通貨公開)」が要因とされているが、決定的な原因が何なのかは分からない。

ICOでは企業や開発チームの資金調達にイーサリアムが用いられることが多い。イーサリアムにはスマートコントラクトで「契約」が書き込め、投資金の送金や返金にむいていることが一つのポイントとされていた。

ICOを背景にイーサリアムは流通量を伸ばしていったが、資金を調達したICOプロジェクト側は開発費用として調達資金を現金に換金することで、市場に一定程度の影響を与える。今回の下落もこうしたことが要因ではないかと見る専門家もいる。

イーサリアムの下げ幅は8月13日、一時300ドル割れまで下落した。最も低かったときで、1ETHは285ドル(約3万1000円)まで値を下げた。昨年末と比べると、イーサリアムは6割ほど値を下げている。