世界銀行がブロックチェーン債券「bond-i」発行へ ICOの潮流にも影響か フィンテック業界に激震 日本経済や米国経済、EU経済はどう反応する? ビットコインで生まれた次世代技術に世界が注目

「World Bank Mandates Commonwealth Bank of Australia for World’s First Blockchain Bond」。世界銀行が8月9日、豪コモンウェルス銀行と契約を結び、ブロックチェーン債券の発行に乗り出したことを発表した。発表ページは「こちら」。

発表によると、世界銀行は毎年「持続可能な発展(sustainable development)」のために500億〜600億ドルのブロックチェーン債券を発行する予定だという。債券名は「bond-i」とされている。

ブロックチェーン技術を使った債券は世界的に見ても新しめ取り組みで、今後世界各地の銀行が世界銀行に追随する形でブロックチェーン技術を活用した債券を発行する可能性がある。

トークン発行による資金調達の枠組みであるICO(新規仮想通貨公開)でもブロックチェーン技術が使われている。今回のブロックチェーン債券発行の詳しい技術的な仕組みは明らかになっていないが、売買などで類似の技術が活用されている可能性は十分にある。

日本を含め、ブロックチェーン技術を活用した金融商品についてはまだ枠組みを決めあぐねている国も多いが、今回の発表がどう影響していくのか注目していきたい。