スイス当局、無許可ICOに対する規制強化の動き マイニング企業に強制手続き

仮想通貨取引や仮想通貨技術を活用した資金調達「ICO(新規仮想通貨公開)」などの適正な普及を推進しているスイスで、ICOに関する動きがあった。

スイス金融市場監査局(FINMA)は、今年1月にICOのクラウドセールを実施したマイニング企業に対し、強制手続き(enforcement proceedings)を開始したとのことだ。FINMAの発表によれば、envion AG社は無許可で1カ月ほどICOのクラウドセールを実施したという。

強制手続きの対象となったのはenvion AG社で、今年1月に約3万人の投資家から1億ドル(約110億円)をICOによって資金調達したという。日本円にすると1日当たり300万円を平均で投資したことになる大型のICOだ。

FINMAは事業者に対し、法律やガイドライン(今年2月に発表)を遵守した形で適正にICOを実施することを求めている。法律に違反するケースでは場合は厳格に対応する姿勢を示している。