ビットコインの人民元決済、世界で1%以下に 中国政府のICO禁止など影響

人民元建てのビットコイン取引が急速に全世界で減っている。中国の中央銀行(中銀)に当たる人民銀行が明らかにしたところによると、仮想通貨取引における人民元決済のシェアは全体の1%以下に低下しているという。

中国は、仮想通貨技術を活用した資金調達「ICO(新規仮想通貨公開)」の禁止措置を既に敷いているほか、中国国内での人民元での仮想通貨取引も厳しく制限している。そのため、人民元を決済通貨として仮想通貨やトークンを購入する人が急速に減った。

中国ではICOがいずれ解禁されるかとの報道などもあるが、現在のところは公式な発表でそのような情報は政府から発信されていない。中国系仮想通貨取引所大手のバイナンスは本拠地を中国から移転するなど、仮想通貨関連業者も中国から拠点を続々他国に移している。

こうした背景から、人民元での決済はより一層今後も減っていくものと思われる。