個人用AI開発の米ObEN社、清華大学でブロックチェーン研究センター設立へ1.1億円寄付

中国・清華大学にブロックチェーン研究センターが設立される。個人用AI(人工知能)を開発する米カリフォルニアのObEN社が100万ドル(約1億1000万円)を寄付し、ブロックチェーン技術開発の加速を目指す。

報道発表では新たに設置されるブロックチェーン研究センターについて「金融セクターに関する教育と研究の分野で新たな知識と発展を築くように設計されています」と説明している。その上で「パートナーシップを築くだけでなく、学術の研究、技術の革新、ユースケースの探究、政策提言などの分野をサポートし、ブロックチェーンの人材を育成する」としている。

ObENは中国の巨大市場を戦略的マーケットととらえてきた。今回清華大学と共同でブロックチェーンの開発を進めることで、中国における同社の知名度向上やマーケット開拓のあしがかりとしたい考えとみられている。中国側にとってもブロックチェーン技術などの振興は国家プロジェクトとして進んでいることから、今回の提携に前向きな姿勢を示したものとみられる。

清華大学は世界有数の研究主導型の大学として知られる。同社によるとObENのほか中国のインターネット大手テンセントやベンチャーキャピタルの高栄資本などがプロジェクトに加わっているという。