中国の習主席、ブロックチェーン技術の重要性に言及 ICOの独自枠組み、今後誕生?

中国の通信社「新華社」によると、中国の習近平主席がブロックチェーン技術に関して述べたことが明らかになった。習主席は科学技術の重要性について言及しており、その科学技術の一つとしてAI(人工知能)やIoTなどとともにブロックチェーン技術を挙げているという。

ブロックチェーン技術は仮想通貨の基幹技術として世界で認識されるようになり、改ざんが難しいことやデータの連結性(保管性)などの観点から、「契約の革命」などと目されて世界で注目を集めている。仮想通貨技術を活用したICOにおいても、ブロックチェーン技術を活用したプロジェクトが多額の資金調達を達成するようになっている。

報道などによれば、中国が2016年から2020年にかけて定義している「5カ年計画」(第13次)の中で、ブロックチェーン技術について記載があり、中国は今後より国家プロジェクトとしてブロックチェーン技術の開発を進めていくものとみられる。

中国では2017年にICOに関する禁止令を発表している。一方で中国のチームが主体となったICOが中国国外に拠点を移してICOを実施するケースが相次いでおり、中国政府の規制が形骸化しているとの見方も多い。中国政府がブロックチェーン技術の開発に前のめりな姿勢を示し続けた場合、今後、ICO認可の独自枠組みが整備されていくかもしれない。