35億円調達のICOは詐欺だった@アメリカ セントラの創立者3人が起訴

海外報道などによると、仮想通貨技術を活用した資金調達ICO(新規仮想通貨公開)で3200万ドル(約35億円)を調達した仮想通貨セントラの創立者3人が2018年5月、マンハッタン連邦裁判所に起訴された。

米国政府は4月、証券詐欺などの疑いで米証券取引委員会(SEC)が3人を告発していた。米証券取引委員会などの調べによると、3人は虚偽の情報を宣伝などに使い、共謀して詐欺案件を実行したようだ。今回起訴された3人がやりとりしたメッセージの中にも、故意に不正を企てたことを示す内容が見つかったという。

セントラは仮想通貨に対応したデビットカードを発行するというプロジェクト。セントラの公式サイトなどでは、仮想通貨の代表格とも言えるビットコインやイーサリアム、ライドコインなどに対応することなどが説明されていた。しかし、VISAやマスターカードと提携したことなどを宣伝していたが、それらの情報が虚偽だったことが明らかになっている。

セントラはボクシングの元世界チャンピオンや有名アーティストなども支援を表明するなど、世界的に注目を集めたICOだった。ICOの中には詐欺案件も存在し、それらは「スキャム」と呼ばれ、各国政府も投資家保護の観点からも監視を強めている。