スマートコントラクトの登録・自動管理で欧州初の特許 コンテンツの著作権などライセンス取得済みか確認可能に nChainグループが発表

ブロックチェーン技術の研究・開発を手掛けるnChainグループはこのほど、スマートコントラクトの登録と自動管理の方法について発明で、欧州特許庁(EPO)から初の特許を取得したと発表した。

特許の件名は「分散型ハッシュテーブルとブロックチェーンによるコンピューターソフトウエア保全のための方法とシステム」で特許番号は欧州特許「第3257191」。

同グループによると、今回特許を取得したスマートコントラクトに関する発明を活用すると、ソフトウエアや音楽・映像などのコンテンツのプロデューサーや権利保有者が、デジタル著作権の管理やサブスクリプション・サービスの契約の自動更新をより効率的に実行できる。

つまり、任意のコンテンツをブロックチェーン検索にかけると、アクセスリソースがコンテンツのライセンスを取得していることやライセンスの有効性を確認することができる技術ということになる。同グループによると、nChainの首席科学者のクレイグ・ライト博士が中心となって今回のシステムを発明した。

nChainグループのジミー・グエン最高経営責任者(CEO)は「nChainが約2年前に開始したこの野心的な研究・特許プログラムにとって、EPOによる初の特許認可は大きなマイルストーンである」と強調した上で、「今回の認可は今後、私たちが出願する多くの特許の最初の1つになる。私たちが申請中のブロックチェーンの特許ポートフォリオは、世界で最も多いレベルにあるからだ」としている。