量子コンピューターのブロックチェーン応用、ICO資金調達により加速 エストニアのラティス社、4月末から2カ月間実施へ

北欧のエストニア共和国に拠点を持つIT企業Lattice(ラティス)社は15日、2018年4月末より開始の仮想通貨技術を活用した資金調達ICO(新規仮想通貨公開)について発表を行った。

同社は格子暗号を使った量子コンピューターの実装に成功しており、調達した資金により、量子コンピューターの追加の実証実験などを行う予定。ICOは4月末から約2カ月間実施する予定で、日本円で約5億円の調達を目指す。

同社は報道発表で「量子コンピューターは既に存在する技術だが、応用できる範囲は限られている」と説明。その上で「その中で真っ先に利用可能な対象にブロックチェーンがある。我々はそれを世界で最初に実現する予定」としている。

ラティス社は、エンジニアや物理学者、数学者などメンバー10人で構成されている。今回の調達により、量子コンピューターのブロックチェーン技術を活用した応用を加速させたい考え。