「Tech Trends 2018日本版」でブロックチェーン登場 過度な期待「収束」、企業に堅実な事例開発の動き

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(本社・東京都千代田区/代表執行役社長・近藤聡)は6日、テクノロジー活用の最新動向についてまとめた「Tech Trends」の日本語版を発表した。取り上げられている8つのトレンドの中には、ブロックチェーン技術も含まれている。

今年のTech Trendsのテーマは「The symphonic enterprise」で、同社によると「企業における戦略・テクノロジー・オペレーションがこれまでの業務・ビジネス領域や境界線を越えて調和し、一体化していく」ということを意味しているという。

Tech Trends 2018日本版で紹介されているテーマは下記の8つ。

①テクノロジーの再構築/トップダウンとボトムアップから進める新しいIT導入モデル
②労働力の新しい概念:ノーカラーワークフォース/ヒトとキカイの境界線が融解し、互いに高め合う未来
③エンタープライズデータのあるべき統治とは/データを愛するならば、自由にさせよう
④ニューコア:次世代の基幹システムに向けて/基幹業務におけるデジタルポテンシャルの解放
⑤Digital Reality™/技術開発から利用機会創出へ
⑥単一のブロックチェーンから複合型ブロックチェーンへ/ブロックチェーンの広範な適用と統合が現実的に
⑦ビジネスに必要不可欠となったAPI/IT領域からビジネス領域へ
⑧飛躍的進化が期待されるテクノロジー/見え始めたイノベーションの兆候

⑥の「単一のブロックチェーンから複合型ブロックチェーンへ」ではブロックチェーン技術について、過度の期待が収束し始めたことに伴い、多くの企業が堅実な事例を開発し始めたことを強調。その上で各社が「ブロックチェーンの商業化の機会を模索するようになってきている」と指摘している。

また「単一のバリューチェーン内で複数のブロックチェーンを統合および連動させることにより、ブロックチェーンの普及が今後数年で着実に進むことが期待される」と解説している。