ICO、2018年は1兆円規模に? 2月までに資金調達が合計2000億円弱に FacebookやGoogleの広告掲載取りやめはどう影響?

仮想通貨技術を使った資金調達であるICO(新規仮想通貨公開)の市場規模は、2018年は日本円で1兆円規模に達する可能性が出てきた。

ICOリサーチ会社「トークンレポート」の調べによると、今年2月までに2018年のICOプロジェクトによる資金調達額は世界で約17億ドル(約1800億円)に達している。このままのペースで資金調達が行われた場合、2018年は100億ドル規模に到達する可能性がある。

同社によると、2017年におけるICOでの資金調達額は65億ドル(約6900億円)を超えている。2018年に入ってからは、メッセージアプリ世界大手の「テレグラム」が20億ドル(約2100億円)規模の資金調達を目指すICOを実施しており、既にそのうち8億ドル規模の調達を終えていると報道されている。

ICOを巡ってはSNS大手のFacebookが既に関連広告の掲載を取りやめているほか、Googleも今年6月から仮想通貨やICOの広告掲載を止める。各国が規制の枠組みのガイドラインの発表や導入を進める中、2018年のICO実施の動静に注目が集まる。